初めてハーダンガーを見たのは30年も前のイギリスでした。
ニードルポイントの先生のお宅で
食器棚の中のグラスの下に敷かれていた
レースのような刺繍が気になって。。
教えてくれる方が見つかって最初の教科書(?)がこの本。
カラフルな表紙と違って中は白黒、写真のみです。
ハーダンガーファブリックという9目/cmの生地。
織糸が2本ずつの布に白い糸
上から1インチ入った所からクロスターブロックを
ただひたすらに刺し続け、一周回って、、
あら、合わない。という事を何度も繰り返し
いったい何周したことか。
合わなくてもステッチは楽しくて
今、見るとビックリするくらいヘタクソな一作目です。
刺繍枠も使わず左手の指で布をピンと張って
チクチクするのが楽しくて
まちがえてはほどくを繰り返しながら
これは好きだなぁと思いました。
刺繍の杜へ
2020年07月30日
初めてのハーダンガー
posted by oharico at 06:31| ハーダンガー/刺繍